career
1 2 3
 はっきり言って住宅はデザインだと思います。僕がミサワを選んだのも、このメーカーが毎年連続してグッドデザイン賞を受賞するなど、デザインに非常に力を入れているメーカーだからです。
 でも芸術家ではないので、すべてが自分の思い通りにはならない。当然、お客様に気に入ってもらわなければ話にならない。説得できない自分の技量に限界を感じます。期待以上のプランを作ろうと思っても、プラン以上にお客様の期待は大きい。
 だから僕の夢は、自分の思い通りにデザインした家が、お客様にも100%気に入ってもらえるということです。そのために技術や知識を磨くだけでなく、人とのコミュニケーション力も必要だと痛感しています。

技術者は「しゃべり」だ!僕がミサワに入って一番に学んだのはこのことです。
 というのも、最初にお世話になった先輩が、現場の職人さんやお客様と話すのが実に上手だったんです。相手の立場に立ち、相手を納得させながら、それでいて最後にはきっちり自分の意見を通している。う〜ん、これは芸術だ。いくらすごい技術や知識を持っていても、実際に作るのは現場の職人さん、実際に決定権を持っているのはお客様です。このコミュニケーション能力が無ければ、どんな大事もなし得ません。
 「しゃべり」も「技術」も一流の技術者、これが僕の目標です。

  学生時代からずっとインテリアコーディネーターにあこがれて、面接の時も一生懸命自分をアピールしました。その甲斐あってか、幸運なことに希望の職場に就かせていただきました。
 でもそれからが大変。大口叩いた割に、常識知らず、敬語知らず、知識足らずの私は、ミスの連続。よくぞ先輩方は、根気よく指導してくださいました。面接の時の態度を思い出すと顔から火が出そうです。
 それでも、「江口さんが素敵なカーテンを選んでくれたから…」と、初めてお客様が言ってくれた時は、本当に嬉しかったです。プロはこの快感が忘れられなくて、仕事にハマって行くんだなと、実感しました。